2017年2月27日月曜日

【ホントに“VX”? その2】

 マレーシア警察は、金正男氏暗殺に使用された毒物をVXと断定した。
 効果や不随的被害の問題などなど釈然としないものがあるが、それは編集子の勉強不足のせいなのだろう。
 軍事専門誌のブログとして反省しています。

2017年2月24日金曜日

【ホントに“VX”?】

 金正男氏暗殺に使用されたのは「VX」だった、と2 月23日頃から報道されている。
 けれども神経剤であるVXを顔面に密着させられたらほぼ即死のはずだし、“不随的被害”で周辺の人々はおろか実行者も死ぬか重傷となったはず。
 一部で報道されている「パラチオンメチル(雑に言えば強力な殺虫剤)」の方が、まだ納得できるのだが…。

2017年2月20日月曜日

【金正男暗殺とVX】

 2月13日、クアラルンプール空港で暗殺された金正男氏。
 使われた毒物について「VXか」という報道もある。
 なんの公式発表もない段階で、どういう根拠(あるいは論理)をもってVXの名を報じたのかは「?」。

『軍事研究』2016年10月号「北朝鮮化学兵器が東京を襲った日」(小林直樹著)では北朝鮮が生産・保有する化学兵器・生物兵器について、特性や威力はもちろん、生産施設や保有部隊等々を解説。在庫有ります!

2017年2月14日火曜日

【北朝鮮ミサイル「北極星」は固体燃料?】

 新聞によると、稲田朋美防衛大臣は14日の記者会見で2月12日に北朝鮮が発射した「北極星2号」について「固形燃料を使用した新型の地上発射型弾道ミサイルの可能性がある」と述べたとのこと。

 でもこの説明では、「固形燃料式だから新型」なのか「燃料方式とは関係なく、新型」なのかがチト分かりづらい…。

 ちなみに、2016年6月に発射に成功した地上移動式SLBM「ムスダン」は液体燃料式だが、2015年と2016年に発射した潜水艦発射SLBM「北極星1号」は固体燃料式である。
 つまり「北極星」シリーズは固体燃料式ということ?

 軍事研究2016年9月号掲載の『射程3000~4000㎞! ムスダン発射に成功』(野木恵一著)では、「ムスダン」と「北極星」の燃料について詳しく解説しています。在庫有ります!

2017年2月7日火曜日

【ジェームズ“マッドドッグ”マティス】

 2月3日に来日したアメリカのジェームズ・マティス氏には「マッドドッグ」という渾名があることは、国防長官就任時から日本のメディアでも取り上げられた。

 けれども英語、とくにアメリカ語の「MAD DOG」に悪い意味合いは、それほどない。「勇猛果敢な」とか「闘志満々の」という感じで、「狂犬」と訳すよりも「闘犬」のほうが正しいと思う。

 他者攻撃には狂奔するのに自分の言動への責任は取らない(取ろうとしない)日本の野党国会議員の方が、よほど「狂犬」だろうと思うんですがね。

2017年2月6日月曜日

【TWITLER】

いま世間ではSNSが大流行で、私の妻も御多分に洩れずインスタグラムにのめり込んでいる。アップロードするのはもっぱら愛犬の写真だ。いかに愛犬を可愛く見せ、いかに「いいね!」を獲得するかに心血を注ぎ、時を忘れて没頭している。お陰で晩御飯が出てこないこともしばしばである。

以前はそんなではなかった。以前は娘が褒められることに生き甲斐を感じており、バレエ教室や水泳教室などで、娘がいかに褒められるかに心血を注いでいた。それで晩御飯が出てこなかったものである。しかし、いまはその限界を悟り、犬が褒められることに完全にシフトしたのだ。

その娘はというと、LINEに熱中している。朝から晩までベッドに寝そべり、同じ体勢でスマホを凝視し、操作し続けている。思うにSNSというものは人間の時間を無限に吸い取っていく最終兵器ではなかろうか。

トランプ大統領は指先一つで世界中を右往左往させることから、TWITLERと呼ばれているそうだ。TwitterHitlerの造語である。トランプは本業の不動産業にタレント業、最近は大統領業にまで手を広げて超多忙の毎日を送っている筈だ。その彼がこれほど頻繁にTwitterをできるのは驚愕に値する。まともに政治をし、政治の勉強をし、なおかつ余った時間でTwitterができるのだとしたら、やはりタダモノではないのだろう。

2017年1月26日木曜日

【クズネツォフ機動部隊はバルチック艦隊?】

 ただいま『軍事研究』3月号の編集が、校了に向けて絶賛作業中です。

 盛り沢山の内容のなかでも、ソ連/ロシア空母の初実戦となった空母「アドミラル・クズネツォフ」機動部隊のシリア爆撃分析が面白い。

 なにしろこの“クズネツォフ機動部隊”、シリア沖目指してムルマンスクを出港したものの欧州各国海軍に追尾されるは、搭載機の墜落事故は起こすは、燃料補給のための寄港を拒否されるはと苦難の連続。

 それはあたかも、1904年にウラジオストックを目指したバルチック艦隊のよう(さすがに今回は誤射事件は起こしていないけれど)。

『軍事研究』3月号は、2月10日の金曜日発売です。