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2019年6月号別冊「大国の大型軍艦」発売中です

軍事研究2019年6月号別冊 は、新兵器最前線シリーズ「大国の大型軍艦」は、ただいま好評発売中です。 日本をはじめ、アメリカ、イギリス、中国、ロシアの新型・次世代の船をフルカラーの写真と詳しいデータで紹介・分析。 また、 2018年11月号別冊 新兵器最前線シリーズ「...

2013年12月3日火曜日

【日本の掃海部隊は世界最高?】

 どの世界にも半可通の人はいるものだが、ミリタリー関係の半可通の間でかなり定着してしまっている「伝説」の定番に、海上自衛隊の掃海技術レベルは世界一!というのがある。

何でもペルシャ湾へ派遣された海自掃海部隊のレベルの高さに諸外国軍が舌を巻いたという噂がまことしやかに流布されており、愛国的・国防的思想傾向のある人々の間では半ば都市伝説化して酒の肴になっているようで、「日本の掃海部隊は世界一だってねぇ~」という話を聞かされることも非常に多い。

ところが、当の海自関係者に話を聞くと、ペルシャ湾では海自掃海隊は一世代以上遅れていたとのことだし、FRP船を導入したのも先進国では一番遅かったという。

ペルシャ湾での掃海部隊が士気と練度では、確かに世界一だったかもしれないが、「伝説」はなかったと断言できよう。くれぐれも流布されている「伝説」にはご用心、ということだ。ちなみにペルシャ湾における海上自衛隊の掃海部隊の実情については12月10日発行の一月号に詳しい記事が載っているので参照して頂きたい。

2013年11月14日木曜日

お詫びと訂正(2013年12月号)

軍事研究2013年12月号の永井忠弘氏の文中に編集部のミスによる誤りがありました。

83ページ
ウイリアム・スウェンスン陸軍大尉が「死後受章」となっていますが、
これは「生存受章」の誤りです。

永井忠弘氏および読者の皆様にお詫びして訂正いたします。

2013年10月9日水曜日

【ダイビングと減圧症と潜水医学実験隊】

 ちょっと前ですが、例えば沖縄等で、無理なスケジュールでスキューバダイビングをした結果の減圧症の患者が後を絶たない――という報道を目にした。
 減圧症というのは、俗に「潜水病」とも呼ばれているが、その分類は案外に複雑。
 実を言うと僕も、この夏に横須賀にある海上自衛隊の「潜水医学実験隊」を取材して知った次第である。
 その取材記は、明日10日発売の『軍事研究』11月号に掲載されていますので、ぜひ御覧ください。分厚いハッチと並ぶメーターの減圧室や潜水艦脱出装置が格好イイです!

2013年8月22日木曜日

【「ドンブリ」は「電撃戦」】

 陸海空自衛隊が参加する画期的な演習となった「Dawn Blitz/ドーンブリッツ 2013」。
 小誌でも、フォトジャーナリストの菊池雅之氏による写真と取材記を8月号 (カラーグラビア)と9月号(従軍ルポ)に掲載している。

 ここから本題。
 この「ドーン・ブリッツ」は「夜明けの電撃戦」と報じられることが多かったが、編集部では「電撃戦はBlitz KriegであってBlitzだけなら電撃」というマニアにありがちな拘りから、8月号では「夜明けの電撃」というタイトルをつけた。
 ところが、帰国した菊池氏によると、アメリカ軍では「ブリッツ」というドイツ語はそれだけで「電撃戦」という意識であって、まさに「夜明けの電撃戦」 という意味なのだそうだ。
 なので9月号では素直に「夜明けの電撃戦」という言葉を用いていただいた次第。

 ちなみに、電撃戦に関する書籍では『電撃戦』(レン・デイトン著/ハヤカワ・ノンフィクション刊)と、『電撃戦という幻』(カール・ハインツ・フリーザー著/中央公論社刊:上下巻)がオススメ。

2013年8月14日水曜日

【関門海峡の機雷処理】

 8月13日火曜日午前10時30分、関門海峡の入り口に近い下関市沖海中で轟音とともに100m以上の水柱が上がった。海上自衛隊下関基地隊による、機雷の爆破処理成功の瞬間である。
 
 この機雷は長さ2m超・重さ約900kgと伝えられているから、「飢餓作戦(オペレーション・スタベーション)」として太平洋戦争末期の5か月間に1万1277個が敷設されたうちの、MK25シリーズだろう。

 このMK25 Mod2は全長230cm、重量835kgで、うち炸薬量は510kgという強力なもので、しかも自滅装置は省略されている、やっかいなシロモノ。

 戦後、これら機雷を処理することが海上自衛隊の重要な任務であり続け、そこで培った技術が、湾岸戦争後のペルシャ湾掃海任務で生きたわけだ。
 
8月10日に発売の『軍事研究』9月号から、ペルシャ湾掃海派遣部隊指揮官を務めた落合畯元海将補の回想録の連載が始まりました。
他では読めない、イイ話がテンコ盛りです。

2013年8月9日金曜日

【アメリカのテロ警戒宣言】

 8月5日からアメリカ政府は、アルカイダ系組織からのテロ攻撃の可能性が高まったとして、在外公館を閉鎖するなどして警戒を強めている。
 アメリカ政府の脳裏には“第二の9・11”と呼ばれる、去年の9月に起きた在リビア領事館襲撃事件があるのかもしれない?
 こうした「テロ攻撃の可能性」を判断する材料を提供しているのが、アメリカの各種インテリジェンス機関なのは間違いないわけで、そのひとつが、例のNSA(国家安全保障局)なのであろう。
 明日の8月10日発売の『軍事研究』9月号では、黒井文太郎氏による「暴かれたアメリカの全世界監視・盗聴作戦」、そして井上孝司氏による「情報漏洩:インサイダーの脅威」の二本でスノーデン事件を取り上げています。
 また、2013年5月号には阿部拓磨氏による「ベンガジ米領事館襲撃:大使殺害! 8時間に及ぶ壮絶な攻防戦」で、在リビア領事館襲撃事件の詳細なドキュメントを掲載。こちらもよろしく!!

2013年7月29日月曜日

【書泉ブックタワーで自衛隊イベント!】

 この 7月13日~15日には、10式戦車や96式装輪装甲車、94式水際地雷敷設装置、そして訓練支援艦「てんりゅう」等が繰り出しての「艦艇公開 in 大洗」が話題を呼んだ。

 そして今度は「親子で知ろう!僕らのヒーロー自衛隊フェア」が、7月31日(水曜日) に東京秋葉原の書泉ブックタワー9階イベン トスペースで開催されるという。

 制服や防弾チョッキの試着&撮影会等々と「お子様だけでなく、大人でも楽しめる盛りだくさんなイベント」が無料で楽しめる、とのことだが、“大きな子供”である編集子も顔を出してみる予定だ。


詳しくは下記リンクを参照してください。

「親子で知ろう! 僕らのヒーロー自衛隊」(書泉ブックタワー)
http://info.shosen.co.jp/event/entry_1318/

2013年7月18日木曜日

お詫びと訂正(2013年8月号)

『軍事研究』2013年8月号の「中国と韓国の巡航 ミサイルの脅威」において、

P44に「H-6爆撃機から発射されるDH-10空中発射型」として写真を掲載しました。
 しかし、この写真は「DH-10」ではありませんでした。
 確定はできないのですが、「YJ-63」ではないかと思われます。
 お詫びして訂正します。

 今後とも『軍事研究』をよろしくお願いいたします。

2013年7月3日水曜日

【映画『インポッシブル』と自衛隊】

 2004年12月のスマトラ島沖地震による津波被害に巻き込まれたスペイン人一家(*)の実話を描いた、『インポッシブル』を劇場で観賞。

 非常に真摯かつ骨太の作品で、あれだけの大災害を正面から描き切った精神力と力量に感服。
 俯瞰・主観を切り替えた構成も巧みで、また随所にキリスト教徒ならではメンタリティもあるのように感じられたのは、気のせいか。

 観劇後、日本はこの時に自衛隊の国際緊急援助派遣を実施しており、その様子は小誌の表紙やカラーグラビアでも取り上げたことを思い出した(05年3月号および5月号)。

 陸海空自衛隊は医療・防疫・空輸支援等々に活躍したわけだが、同時にアメリカ海軍も遠征打撃群を派遣して「一体援助作戦」を行なっており、こうした経験の積み重ねがあったからこそ、東日本大震災での“あの”働きが可能だったのだとも思いました。

 ところで『読売新聞』6月14日夕刊の映画紹介欄によると、
この映画は「基本的には冒険映画であり(略)主人公たち以外の人々への目配りを期待するような作品ではない。」そうで、まぁ世の中にはいろんな受け取り方をする人がいるものだ(だからこそ世の中は面白いのだが)。

(*)劇中ではイギリス人一家となっている。

2013年5月10日金曜日

別冊発売日のお知らせ(新兵器最前線シリーズ14)


お待たせいたしました!

軍事研究別冊 新兵器最前線シリーズ14は5月25日(土)発売予定です。
定価は2,000円です。

軍事研究2013年6月号別冊 新兵器最前線シリーズ14
「4輪駆動ライトアーマー戦闘車」

陸上自衛隊軽装甲機動車のCG解説をはじめ、
最新陸軍の四輪駆動装甲車両のメカと実戦、
そして次世代ジープ型戦闘車などを徹底解剖。
豊富な図表と写真とともにオールカラーでお届けします。

書店でのご予約の際は「軍事研究別冊の新兵器最前線シリーズ14」
とお伝えくださるとわかりやすいかと存じます。

全国どちらの書店でもお求めいただけます。

弊社からの直接発送をご希望の場合は、
お届け先と商品名(新兵器最前線14)を明記の上、
2,290円(定価+郵送料)を郵便振替または現金書留にてお申し込みください。
(詳しくは公式HPの「注文・購読について」をご覧ください)
注文・購読について

来週中にお申し込みいただいた場合、
25日(早いところでは24日)着で発送することが可能です。

別冊の目次は、来週ホームページにてお知らせいたします。

よろしくお願い申し上げます!

2013年5月8日水曜日

【“すかしっ屁”?“寸止め”? 北朝鮮のミサイル発射騒動2013】


 小学生レベル(と言っては小学生に失礼か)の罵詈雑言を浴びせた、この3月から北朝鮮の対アメリカ挑発は尻すぼみに終わったようだ。
 では、彼らの目的は何だったのか?
 明後日5月10日発売の『軍事研究』6月号では、黒井文太郎氏(軍事ジャーナリスト)の「アメリカも核武装を黙認:北朝鮮“寸止め挑発”の成功」において、今回の経緯と北朝鮮の戦略を分析しているので、ぜひご覧ください。
 
 それにしても、日本のTVはこういうときにこそ、映画『アイアンスカイ』を放映すべきでしたね。

2013年4月10日水曜日

お詫びと訂正(2013年5月号)


軍事研究2013年5月号の黒井氏の文中に誤りがありました。

76ページ、中見出し「米本土GBI追加配備」の段落の12~13行目

誤:いきなり数千億円(~一兆円弱)

正:いきなり一千億円弱(一〇億ドル)

お詫びして訂正いたします。

2013年3月1日金曜日

【北朝鮮核実験とビキニデー】


 今日は「第五福竜丸事件」が起きた「ビキニデー」ということで、静岡県焼津市で“平和行進”が行なわれたそうだ。
 どんな事件であれ風化させない取り組みは、大切なことだ。
 しかし、今、隣国北朝鮮で現在進行形で進んでいる核武装化の方が、よほど危険で重要な問題であるはずだ。
 なのに、先だっての北朝鮮の核実験のあとに北朝鮮に対する“平和行進”が挙行された話をとんと聞かないのはどういうことか。
(実行した市民団体もあったのかもしれないけれど…) 

 大メディアも、北朝鮮の核実験の際には、こうした団体のコメントを取って欲しいものである。

2013年2月27日水曜日

【イラン、対『アルゴ』映画を製作か!?】


 弊誌2012年12月号映画紹介欄でも取り上げた『アルゴ』がアカデミー賞で作品、脚色、編集の3賞を獲得した。
 賞を受けたから良い映画というわけでは決してないが、『アルゴ』は時代の空気を見事に再現、かつスリリングな“脱出モノ”の傑作と言えよう。
 一方、イランは「我々を貶める政治的な作品」と猛反発しているとのことだが、アメリカと癒着したシャー独裁体制の腐敗と暴虐も短いながらもキッチリ描いていて、バランスは取れてたとは思うんだけれど…。
 それとも、イラン人女性がイラクに亡命するシーンが許せないとか…?…
(これ、ネタバレになってないですよね?)

 とにかく、イラン版パーレビ革命映画を制作するとの報道で、戦争映画に佳作・秀作も多いイラン映画のこと、これはこれで楽しみ。

 ところで、イラン製映画はジャンルを問わず数多くあるのに、イラク製映画はまったくと言っていいほどないのは、なぜだろう?

2013年2月1日金曜日

【エリック・シンセキ大将】


昨年の12月17日、米国政界の重鎮ダニエル・イノウエ上院議員が死去された。追悼式典においては連邦議会議事堂の中央大広間に棺が安置されたが、これは大統領に准ずる待遇で極めて異例なことだという。オバマ大統領が「アメリカは真の英雄を失った」と最上級の追悼の辞を送ったことでも話題となった。

イノウエ氏はハワイ生まれの日系二世で、第二次大戦ではかの有名な442連隊戦闘団に入隊し、欧州戦線において英雄的戦果を挙げ名誉勲章を受章、日系人社会は勿論、米国民全体にその名を馳せた人物だ。

戦後は日系人初の上院議員として当選、以後ウォーターゲート事件やイラン・コントラ事件の上院特別調査委員長として活躍するなど半世紀に亘り職責を全うし、上院仮議長に就任していた。
と、この様な内容は昨年末かなり詳しく報道されたので、日本人でも多くの人が記憶に新しいところであろう。しかし日系米国人の英雄と言えば、もう一人絶対に忘れてはならない人物がいる。それはエリック・シンセキ陸軍大将だ。

シンセキ大将もハワイ生まれで日系三世。ウェストポイント卒業後砲兵少尉に任官し、第25歩兵師団第9砲兵連隊に配属されベトナム戦争に従軍、負傷しパープルハート勲章を受章、大尉で機甲科に転科、第9歩兵師団第5騎兵連隊第3大隊A中隊長で再度の戦傷を負った。

戦後はウェストポイント士官学校教官を経て、第3機甲騎兵連隊副官、ドイツ駐留の最精鋭部隊である第3歩兵師団第7騎兵連隊第3大隊長、第3師団G-3、国防大学を卒業して第3師団第2旅団長、ドイツ駐留第7軍団G‐3、NATO地上軍南欧補給部長、第3歩兵師団副師団長と主としてドイツで活躍した。

その後、栄誉ある第1騎兵師団長に就任、陸軍参謀本部G-3陸軍参謀副長補、同参謀副長、在欧米陸軍司令官兼NATO中欧地上軍司令官兼SFOR司令官としてボスニア平定に手腕を発揮。陸軍参謀次長を経て第34代陸軍参謀総長(99年~03年)に就任した。米陸軍大将は勿論、米陸軍トップである陸軍参謀総長への就任は、日系米国人としてもアジア系米国人として初めての快挙である。

シンセキ大将の名を高めたのは、42年に「敵性外国人」の子として生まれながら軍のトップにまで登り詰めたという立志伝にのみあるのではない。SFOR司令官としての実績もさりながら、そこでの教訓を生かした参謀総長時代の諸改革、即ち米国陸軍史上最大規模のトランスフォーメーションの実現や、ストライカー旅団構想の実現は特筆すべき業績であるし、更にはラムズフェルド国防長官、ウォルフォウィツ国防副長官らのネオコン流長袖兵法論者が、イラク進攻を楽天的に考えていたのに対して、数十万の兵力が必要と勇気をもって諫言し、却って憎まれて陸軍を追われてからも一言の不満も漏らさず、結果的に自説の正しさが証明されてからも些かも誇ることのない、清廉潔白な武人としての生き様にこそ真価がある。

まさに現代のサムライと呼ぶべき人物で、この様な人物と祖先を共有していることを、すべての日本人は誇りに思っても良いだろう。なおシンセキ大将の評伝については、軍事研究2007年7月号に永井忠弘氏による詳しい記事があるので、関心を持たれた方は是非参照して頂きたい。

2013年1月9日水曜日

プレゼント企画2つ!


あけましておめでとうございます。
明日発売軍事研究2013年2月号では、プレゼント企画が2つあります。
パッチとカレンダーのプレゼントです。
お求めの上、ぜひご応募ください。

そのうちのパッチプレゼントにつきまして、例に誤りがありました。
(例「502」)となっていますが、この番号はありません。
写真の飛行隊番号が正しい数字ですので、こちらをご参照ください。

(年末進行で大わらわの担当者が三つの番号を混同して書いてしまったようです。すみません…)

ご応募のお葉書き、メール、お待ちしております!