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別冊在庫、数点復活しました(2023/7/5更新)

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2025年2月27日木曜日

【特殊詐欺拠点と『非弁護人』】

 ようやく日本でも大きく報道された、ミャンマーの特殊詐欺拠点で外国人が犯罪に加担させられている件。

 2021年春に発売されたリーガルサスペンス『非弁護人』(月村了衛著/徳間書店刊〈弊誌でも紹介済み〉)には、東南アジアの犯罪組織に送られて使い潰される日本人たちのエピソードがすでに挿入されている。法の不備と偏見を抉る、超リアル小説だ。



2018年7月2日月曜日

【BANANA FISH】

 吉田秋生氏の力作『BANANA FISH』。
 連載第一話の冒頭がなんとベトナム戦争。ワールドフォトプレス刊のワイルドムック・シリーズ『ベトナム戦争』を参考にしたらしい画に「おっ!」となった記憶がある、バドワイザー缶を手にした黒人兵とか(たぶん。なにせ実家にあるので確認できない)。

 映画『ジェイコブス・ラダー』(1990年。傑作!)を観た時も、中盤で「これ『BANANA FISH』みたいなお話だなぁ」と思ったものだった。(実は違う)

 それがアニメ化されると聞いてビックリ! そして物語舞台は現代に変更と聞いて二度ビックリ!!
 するとベトナム戦争ではなくて、アフガニスタンとかイラクでの戦争になるのだろうか?
 まぁたしかに対テロ戦争に将兵が倦み疲れているのは確かだけれど…。
 とにかくアニメ第1話視聴が楽しみだ。

2018年3月26日月曜日

【いまそこにある弾道ミサイル危機】

 東京都が無料配布している『東京くらし防災』。
 その一節が「武力攻撃時の行動」で、弾道ミサイル落下の対応を紹介しているのに、ビックリ。
 そして日本周辺では今まさに“熱戦瀬戸際の冷戦”なのを再々認識。

2017年11月6日月曜日

【後進国に転落しつつある日本】

 アメリカ人やカナダ人の友人たちが、だいたい1年に1回は日本旅行をして我が家にも滞在しているのだが、この10年くらい気になっていたことがある。
 それは、その外国の友人たちの暮らしぶりが見る見る裕福になっているということだ。はじめは彼ら(彼女ら)がビジネスで成功したか出世したかと思っていたが、そうではないらしい。ただ単に、彼ら(彼女ら)の収入が何倍にも跳ね上がっているらしいのだ。

 怪しいと思って調べてみると、実に呆気ないことであった。日本のGDPは高度経済成長期に何倍にもなったが、その後の80年から95年の15年間でも約二倍にまで成長している。
 しかし、その後の95年から現在までの約20年間はまったく成長していない。だが、日本以外の先進国はこの間にも3~4倍に成長しており、中国等BRICSに至っては数十倍に成長しているのである。

 要するに、この20年間、単に日本だけが経済成長から取り残されているのであった。GDPは国内総生産だが、生産と支出と所得が同じであるのは今更言うまでもない。
 即ち、この20年間、日本人の所得だけが横這いで、諸外国の所得が何倍増もしているのだから、彼らが数倍~数十倍も裕福になっているのも当然な話なのである。

 このまま行けば、日本はまともな防衛費すら捻出できない後進国に転落し、中国の属領となるのを甘んじて受け入れざるを得なくなるだろう。

2017年10月24日火曜日

【『大きい1年生と小さな2年生』に再会】

 台風21号の影響で終日雨となった10月21日土曜、洗濯物を乾かすために近所に新しくオープンしたコインランドリーを使ってみることに。
 乾燥機を起動させ、ふと、書籍BOXを見るとファッション誌や週刊誌、絵本と並んで、小学生の頃に何度も読み返した『大きい1年生と小さな2年生』(偕成社)の単行本があるではないの!
 しかも真新しい。
 奥付を見て仰け反った。なんと194刷!
 いやぁ、隠れた(?)ロングセラーだったんですね…。

2017年8月14日月曜日

【がんばれ愛媛県】

北朝鮮はグァム島に向けてICBMを発射すると恫喝したが、その際は当然日本上空を通過することになり、ご親切なことに島根県、広島県、高知県を通過すると通告してくれた。

しかし、なぜ愛媛県が抜けているのか。愛媛をスキップして広島と高知を通過することは不可能な筈。愛媛国体、加計学園問題、衆院補欠選挙等でイベント目白押しの同県を同情してくれた訳ではなかろうから、単に北朝鮮が愛媛県を知らないと言うことだろう。

北朝鮮にも知られるために、みきゃんにはもっともっと頑張って貰わねばなるまい。

2017年3月1日水曜日

【あまりに便利なネット通販】

トランプのアメリカはアメリカ・ファースト、小池都知事は都民ファースト、五輪はアスリート・ファーストと、〇〇ファーストが大流行だ。今年の流行語大賞になるかどうかは分からないが、我が家が犬ファーストであるのは確実だ。

かねて私が欲している薄型突っ張り本棚の購入は諸般の事情でなかなか進捗しないのだが、先週我が愛犬が膝を痛めたところ、犬がソファーに上るための犬専用階段(こんな商品があることを初めて知った)、犬が滑らないための犬専用カーペット(これも初めて知った)、犬用コンドロイチン(これは何となく知っていた)が即日ネット通販で購入されたことからも明らかである。

ただ驚いたのは、それら珍しい商品(私が管見にして知らなかっただけかもしれない)が注文の翌日に配送されてきたことである。ネット通販と配送ネットワークの威力には痛感させられた。

しかしこれほどに便利なものを、当たり前として頼りにしてしまうのは如何なものだろうか。網の目を綱渡りするようなシステムに頼り切ってしまえば、小さな事故でも大惨事に繋がりかねず、テロリストの恰好の攻撃目標ともなろう。

この懸念の一角が形となって表れたのが、アスクルの配送センターの大規模火事であり、ヤマト運輸の宅配サービス抜本的見直しである。この予兆を候察して生かせるかどうかが将来の日本の安全を決める鍵である。何ファーストの人にとってもファースト・クエスチョンだ。

2017年2月6日月曜日

【TWITLER】

いま世間ではSNSが大流行で、私の妻も御多分に洩れずインスタグラムにのめり込んでいる。アップロードするのはもっぱら愛犬の写真だ。いかに愛犬を可愛く見せ、いかに「いいね!」を獲得するかに心血を注ぎ、時を忘れて没頭している。お陰で晩御飯が出てこないこともしばしばである。

以前はそんなではなかった。以前は娘が褒められることに生き甲斐を感じており、バレエ教室や水泳教室などで、娘がいかに褒められるかに心血を注いでいた。それで晩御飯が出てこなかったものである。しかし、いまはその限界を悟り、犬が褒められることに完全にシフトしたのだ。

その娘はというと、LINEに熱中している。朝から晩までベッドに寝そべり、同じ体勢でスマホを凝視し、操作し続けている。思うにSNSというものは人間の時間を無限に吸い取っていく最終兵器ではなかろうか。

トランプ大統領は指先一つで世界中を右往左往させることから、TWITLERと呼ばれているそうだ。TwitterHitlerの造語である。トランプは本業の不動産業にタレント業、最近は大統領業にまで手を広げて超多忙の毎日を送っている筈だ。その彼がこれほど頻繁にTwitterをできるのは驚愕に値する。まともに政治をし、政治の勉強をし、なおかつ余った時間でTwitterができるのだとしたら、やはりタダモノではないのだろう。

2017年1月25日水曜日

【部隊研修行って来ました】

弊社が防衛省市ヶ谷記者クラブに所属している関係で、さる117日から19日まで航空自衛隊長沼駐屯地、千歳基地と陸上自衛隊幌別駐屯地へ記者研修に行ってきました。対応してくださった関係者御皆様、ありがとうございました。


期間中、北海道の寒さには慣れましたが、凍結した路面には泣かされ、3回ほど転倒。後日、右腕はねん挫と診断されました。(K林)

2016年2月29日月曜日

【さよならカンメシ、またきてレトルト】~お詫びと訂正~

 前回の記事(2016年2月24日)において、
――保存期間がレトルトパックの2倍(3年)の缶詰糧食にも――
と書きましたが、弊誌編集部オオクボによると、2011年に戦闘糧食Ⅱ型(レトルト)の新型の調達が行われており、その賞味期限は3年になっているとのこと。
 お詫びして訂正いたします。

 以下は彼が語る蘊蓄です。
「カンメシ」というのは愛称で、正式名称は「非常用糧食」および「戦闘糧食Ⅰ型」。
 なぜ名前がふたつあるかというと、カンメシは備蓄用糧食として「非常用糧食」の名称で予算要求が行なわれます。
 その3年の賞味期限のうち最初の1年は各方面隊の補給処で、次の1年は各駐屯地で「非常用糧食」として備蓄され、最後の1年間における演習などの際に「戦闘糧食Ⅰ型」として給食されるわけです。まぁ名前が変わる出世魚みたいなもんです。
 と、いうことで、賞味期限が3年になった新型レトル ト戦闘糧食なら上記システムに適うため、「非常用糧食(軽包装型)」として予算要求された経緯があります。
 でも、缶詰糧食も缶詰ならではの味わいがあると思うんですがねぇ……(談)。

2016年2月24日水曜日

【さようならカンメシ】

 2016年2月23日付『讀賣新聞』によると、陸上自衛隊は現行の缶詰とレトルトパックの二種類で構成している戦闘糧食を、レトルトパックのみとすることに決めたという。

 軽量なので機動力向上の一助となること、そしてレトルトパックの方がビタミン含有量が多いというのが、理由とのこと。

 保存期間がレトルトパックの2倍(3年)の缶詰戦闘糧食にも、保存食としての役目はあると思うんだけれど。 あのOD色の“カンメシ”がなくなると思うと、感慨深いものがありますね。
 
 ちなみに職場のF女史は赤飯や福神漬の缶詰を父親のお土産で食べた思い出があるそう。「子供の頃、あの銀色の缶詰がぴかぴかしてかっこいいと思った」

 缶がぴかぴかの頃…大昔ですね。なお、とくに好きだったのは乾パンに付属していた「オレンジスプレッド(オレンジ果汁0%!)」とのことです。

 かつて『戦闘糧食の三ツ星をさがせ!』(潮書房光人社)を誌したこともある小誌編集部オオクボなんかは、遠い目をしちゃってます…。
 ちなみに彼によると、記事末尾にあるビタミン強化戦闘糧食の開発には「大賛成!」だそうである。

2015年11月26日木曜日

【ちょっとひと息】

自衛隊といえば、体育会系のイメージだが、こんな文化系のクラブ活動もある。

写真は防衛省の厚生棟の一角で行われた筝曲演奏会の様子。
雅な調べに普段とは違う雰囲気につつまれる玄関口でありました。


クラブ活動の発表とはいえ、今回は曲のラインナップが家族連れにぴったりだったので(写真をご覧ください)、自衛隊のイベントなどで披露する機会もあったら面白そうです。

2015年2月4日水曜日

【恵方巻】

昨日は節分。
ちなみに弊誌記者K林は恵方巻きを初めて食べたそうだが、途中で醤油が欲しく なったものの、食べ始めたら口から離せないので苦労したそうだ。
来年は、食べ始める前に所々に醤油を注入しておいては?
それにしても5年ほど前に『酒のほそ道』で紹介された時はドマイナーな存在だった恵方巻きだが、あっという間にメジャーな存在になったものだなあ、と。

2014年6月20日金曜日

【徴兵制?】

先日、定食屋で昼食を食べていると、隣のテーブルで50歳前後のサラリーマンが 集団的自衛権について話していた。
どうやら、集団的自衛権=徴兵制と勘違いしているようで、「今、息子は何歳だから…」などと話していた。
もちろん、集団的自衛権と徴兵制は、まったくなんの関係もない。
そもそも、日本に徴兵制はそぐわない。
似非ジャーナリズム/言論が垂れ流す妄説の影響力は、まさに「貨は良貨を駆逐する」といったところであろうか。
政府も、重箱の隅をつつくような議論をするよりも、こうした基本的な誤解を解き、(反対にしろ賛成にしろ)正しい知識を普及させるのが先決ではないか。

2012年12月21日金曜日

【師走のちょっとイイ話】


 神田神保町に「G(仮名)」という定食屋がある。
 学生の町らしく“値段はそこそこ、味はまあまあ、量も手ごろ”な定食屋だ。編集子が上京したころにはすでに存在していたから30年は営業していることになり、店内改装と代替りを経たものの、カウンターだけの店内もメニューも(「ピーマンの肉詰め定食」はなくなったが)味も変わらない、立派な老舗と言えよう。
 先日、その「G(仮名)」で昼飯を食っていると(そう、編集子はいまだに愛用してるのだ!)、ちょっと離れた席で40代半ばぐらいの身なりの良いサラリーマンも食事をしていた。
 食べ終わった彼は、立ち上がり勘定を済ませると
「学生時代はよく通ってました。今日は25年ぶりに食べられました。昔と同じ味で嬉しかったです」と挨拶して幸福そうな表情で店を後にした。どうも出張で上京した機会にわざわざ食べに来たようだ。
 懐かしの味を楽しんだ彼はハッピー、もちろん店のオバちゃんもオジちゃんもハッピー、そして残った店内の客もハッピー。
 こんな出来事がホントウにあるんだ、と感心した師走の昼下がりでした。