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別冊在庫、数点復活しました(2023/7/5更新)

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2018年9月11日火曜日

【またもや「白燐弾」ですかい!】

写真:陸上自衛隊
AFP=時事が9月10日に伝えるところによると、
「ロシアは9日、シリア東部の民間人居住地域の軍事目標に対する爆撃に、米国が白リン弾を使用したと非難した。白リン弾の使用は、国際法で禁じられている」――とのこと。

 あぁデジャヴ…。これは2008年12月に始まったイスラエルのガザ侵攻作戦における、「白燐弾騒動」の二番煎じですね。

 あの時は「骨まで焼く悪魔の兵器」「ジュネーブ条約では市街戦では使用禁止になっている化学兵器」というトンデモ言説が国内外のメディアで無責任に報じられた。

 今回、ロシア軍司令官は「すさまじい火災が発生した」と明かしてるそうだが、そんな劇的な焼夷効果は白燐弾にはない。

 そもそも、白燐弾の使用はジュネーブ条約で禁止されてなどいない。
 白燐弾にそんな凄まじい威力があるのなら、今年も8月に公開展示された富士総合火力演習のフィナーレでの発煙弾(白燐弾)一斉投射で、見学者はのたうち回って死ぬだろう(笑)。

 その事実を抜きにこの問題を評論し語ることは、すでにロシアの偽情報作戦の術中に嵌まっていることを意味する。
(しかしシリアで無差別爆撃を行ない、アサド政権軍の化学兵器使用に加担しているロシアが、よく言うよなぁ…)

 かつての白燐弾騒動については、軍事研究2009年4月号:「白燐弾」の恐怖と真実、2009年5月号:DIME「高密度不活性金属爆薬」の真実(野木恵一氏)、
 また、ロシアの国家ぐるみの偽情報による世論誘導戦略に関しては、軍事研究2018年6月号:世界に露呈するロシアの”汚い戦争”(黒井文太郎氏)に詳しく解説されています。
 ぜひご一読ください。

2014年8月18日月曜日

【内戦のシリア、最前線ルポ】

報道によると、内戦のシリアで日本人が拘束されたという。
それも、民間軍事警備会社関係者だとか???

このシリア内戦については、発売中の『軍事研究』9月号にカラー頁とルポ記事を掲載しています。
ジャーナリスト桜木武史氏による、迫真かつ真摯な最前線ルポです
ぜひ、ご覧ください。

2014年7月7日月曜日

近日発売、軍事研究8月号

七月号とこの八月号ではウクライナ紛争を取り上げましたが、リアとイラク の情勢も暴力と混乱が加速しています。次号九月号では、シリア内戦の 最前線 潜入ルポ、分析:イラク内戦の正体、で混迷の中東情勢に迫るほか、米統合軍の戦い(5)イラク戦争でも最新情報をピックアップします。他にも、日本企業初出展:ユーロサトリ陸戦兵器報告、中国軍兵器のリバースエンジニアリングの実態、改革進む中国軍事組織、最新戦闘艦のレーダー、米海兵隊の航空戦力 (後)等々、盛り沢山の内容で八月九日(土)に発売です。

2014年バックナンバー

ありがとうございます! 五月に発売された別冊新兵器最前線シリーズ(15)『現代最強戦車の極秘アーマー技術』が、好評発売中です!! 最新情報でシミュレー トするC4Iタンク10式戦車の戦闘、そしてM1A2・レオパルト2・ルクレールの装甲防御力を豊富な写真と図面、詳細データで徹底解 説。さらには装甲の最新テクノロジーやハイテク軽量防護装備にも言及するハード&アな全頁フルカラーの一冊です。

2012年7月19日木曜日

【崩壊間際のシリア】

7月19日付読売新聞朝刊などによれば、18日、シリアの国防相や国防次官、元国防相の政権幹部が爆弾テロによって死亡し、反体制派が犯行声明を出しているとのこと。爆弾テロ実行者は政権幹部の護衛だったという。もはや国家の体をなしていませんね…。

シリアに関する弊誌でのここ数年の記事は以下のとおりです。
すべて在庫はありますので、ぜひご覧ください。

2012年8月号(最新号)
 「卑劣なシリア政府軍が町を徹底破壊!!」…2012年3~4月の現地取材ルポ

2011年10月号 「シリア虐殺現場の実態」…シリア難民取材、インターネット・メディア取材

2011年8月号 「内戦のリビアと虐殺のシリア」…ネット革命、リビアとシリア

2007年12月号 「イスラエル、謎のシリア爆撃作戦」…イスラエルのシリア爆撃)

2007年11月号 「緊張度高まるシリア・ルポ」…2011年8月の現地取材ルポ

各号の詳しい目次はこちらからどうぞ。
月刊軍事研究 バックナンバー

2012年7月5日木曜日

【シリア潜入ルポ】

 民主運動に対する虐殺に加え、今度はトルコ参戦にきな臭くなってきているシリア情勢ですが『軍事研究』8月号は、桜木武史氏によるシリア潜入ルポを載せて7月10日(火曜日)に発売です。

2012年6月11日月曜日

【武力弾圧続くシリア】

シリアでは政府軍による民主化運動への激しい武力弾圧が続いています。
首都ダマスカスでも戦闘が起きている模様。
次回の軍事研究8月号(7/10発売)では、シリア潜入ルポを掲載します。お楽しみに。

2012年2月16日木曜日

【シリアに平和維持軍!?】

弾圧がますますエスカレートしているシリア情勢に、アラブ連盟は平和維持軍派遣を国連に要請した。
映像を見ると内戦のような有様だけれど、これはアサド政権がほとんど一方的に住民を銃砲撃しているわけで、“内戦”というより“虐殺”。
シリア情勢については、小誌でも黒井文太郎氏の解説/分析を掲載しているが(例えば2011年10月号『シリア虐殺現場の実態』)、今後とも注視していくつもりである。

2011年8月19日金曜日

【シリア大統領に退陣要求】

報道によると、アメリカのオバマ大統領は8月18日、反政府デモ への武力弾圧を続けるシリアのアサド大統領に退陣を要求する声明を発表したとのこと。

この「武力弾圧」が「虐殺」に近いものであることは、『軍事研究』2011年8月号に掲載した黒井文太郎氏による「内戦のリビアと虐殺のシリア」に詳しい。

それにしても。かつて南ベトナム、王政イラン、中南米等々、“こちら側”の国々ならばいかに愚劣な内政状態であっても支援と支持を続けた1960~1990年代を思うと、まさに隔世の感がある。

なお、9月10日発売の『軍事研究』2011年10月号では、やはり黒井氏によるシリア難民現地ルポを掲載予定。乞御期待!