注目の投稿

別冊在庫、数点復活しました(2023/7/5更新)

下記の別冊につきまして、数部の在庫が復活しました。 書店注文、直接販売にて承ります。 ご注文前に在庫の有無をお問い合わせください。 最新状況はこちら  http://gunken.jp/blog/archives/gunken_bettsatu.php また、BASE店舗の利用を...

読者アンケートにぜひご協力ください

ラベル 米軍 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 米軍 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2024年5月23日木曜日

【ステルス爆撃機「B-21レイダー」新写真】

(写真:U.S.A.F.)

 アメリカ空軍が公開した「B-21レイダー」の写真にて、ようやく機体後部の形状が見えてきました。

 好評発売中の2024年5月号別冊『第六世代戦闘機とは何者か』巻頭論文では第六世代機であるB-21を分析しています。ぜひ、お手に取ってご覧ください!

 全国の書店でご注文いただけます。お取り扱いの可能性のある書店は、弊社の公式X/Twiterのリストでもご案内中です。

 また、通販(BASE店:軍事研究オンラインショップ https://gunken.thebase.in/)でもお求めいただけます。こちらは送料(100円~)がかかります。

よろしくお願い申し上げます。



2021年9月2日木曜日

【映画『アウトポスト』DVD/BD発売!】

『アウトポスト』DVD/BD

アメリカ陸軍vsタリバン。

アフガン戦争最悪の戦いと呼ばれる「カムディシュの戦い(2009年10月)」を描く『アウトポスト』のDVD+BDセット(税込5720円)が、まさにこの! タイミングで!! 9月3日に発売!

“戦闘に勝っても戦争には勝てなかった”アメリカの実態が、交渉が噛み合っているようで噛み合ってない長老達との会談で読み取れます。人命(とくに女子の)が軽い現地文化にブルブルっ!

とにかく怒涛の戦闘シーンに驚愕せよ! どこで・だれが・何してる、がカット繋ぎと場面展開で巧みに表現されていて、凡百のとにかくガッチャガッチャしたアクション映画とは一線と画しているのだ。

ロッド・ルーリー監督はアメリカ陸軍将校だったそうだが、意外に(?)醒めたというか、フラットな視線でアフガン戦争と軍隊を捉えているのも、ポイント。

2020年2月28日金曜日

【中国対アメリカ、レーザー戦争】

F-35にもレーザー砲搭載が計画されている(イメージ図)

CNNによると、中国海軍艦がアメリカ海軍哨戒機にレーザーを照射していたとのこと。
小誌でも、すでに現実のものとなったレーザー兵器をたびたび取り上げています。

例えば、2020年2月号の多田智彦氏の「射程が三倍に延伸、『超高速弾砲』」
2019年12月号の田中三郎氏の「中国の『衛星攻撃レーザー砲』」などです。

2020年1月7日火曜日

【アメリカVSイランがいよいよ激化!】

 新年早々、アメリカ軍がイラン革命防衛隊「コッズ」部隊司令官を攻撃殺害。
 いよいよ中東情勢も緊迫の度合いが加速してきた。

(イランを支持するのが、強権/独裁国家のロシアと中国というのが、これまた意味深…)

 今週金曜日1月10日発売の『軍事研究』2月号では、黒井文太郎氏の「2020年、紛争と対立、流血はここで起きる」が、ズバリと事態を予言しています。

ぜひ、お手に取ってご覧ください!

 なお「イスラム革命防衛隊」「コッズ部隊」については、2019年12月号掲載の「イスラム革命防衛隊は破壊活動実行部隊だ!」(黒井文太郎著)に詳しいので、こちらもあわせてよろしくお願いいたします。

2018年6月27日水曜日

【米海軍、フィンランド空軍100周年記念エアショーにEA-18G派遣】


 米海軍は、6月16・17両日に開催されたフィンランド空軍100周年記念エアショーに第129電子攻撃飛行隊(VAQ-129)のボーイングEA-18Gグラウラーを派遣した。創立100周年(!)を迎えるフィンランド空軍は現在、F/A-18C/D(フィンランド名:F-18C/D)を60機以上保有している。そこで、近い将来に浮上するであろう次期戦闘機の選定を睨み、F/A-18E/FスーパーホーネットをPRするという思惑が米国側にあったのかもしれない。

 ところで、F/A-18E/Fの派生型であるEA-18Gは、本誌でも何度か紹介してきたように、西側世界で最新かつ最強の電子戦攻撃機であるが、現在のところ採用は米海軍とオーストラリア空軍にとどまっている。ただし、日経新聞で今年1月、日本政府が年末に改定する中期防衛力整備計画に盛りこむ方向で電子戦攻撃機を導入する検討に入り、EA-18Gなどが候補機種に上がっていると報じた。

 果たして次期中期防に電子戦攻撃機が盛り込まれるのか? また、その候補機種はEA-18Gだけなのか? 今後の大綱見直し、次期中期防策定に向けた議論の行方が気になるところだ。

2017年9月14日木曜日

【B-1B、次は横田へ!?】

 9月10日(日)に航空自衛隊三沢基地で航空祭が開催され、噂通り、アメリカ空軍のB-1Bが展示された。
 しかもウエポンベイ・ドアを開けての地上展示だったので、ウエポンベイ内部も見学できたとのこと(1つには増加燃料タンクが搭載されていた)。
 B-1B出展は北朝鮮への示威行動の一環、が大方の見解。
 そして9月17日に横田基地で開催される日米友好祭にもB-1Bが来るとの噂が…。

 なおB-1Bに関しては、只今発売中の2017年10月号「超音速爆撃機『B-1Bランサー』」(青木謙知氏)で詳しく解説されています。ぜひご覧ください!

2017年9月4日月曜日

【北朝鮮が水爆実験、アメリカの実力行使】

昨日(9月3日)、北朝鮮が6回目の核実験を実行。
それも熱核爆弾(水爆)だという。
はたしてトランプ大統領は、アメリカ軍の“実力行使”を命令するのか!?
アメリカ陸海空+海兵隊の組織と兵器を完全網羅した、
軍事研究2017年10月号別冊「戦うアメリカ軍の全貌」(定価2500円)は本日発売です。

2017年8月30日水曜日

【金正恩が嫌がるB-1B爆撃機が三沢に!】

「B-1爆撃機をレーダーで補足したら撃墜する」とまで金正恩が警戒しているアメリカ空軍のB-1Bランサー爆撃機。
 そのB-1Bが、9月10日(日曜)に航空自衛隊三沢基地にて「三沢基地航空祭2017」に参加する予定です(“予定”ですが)。
 まさかそのまま北朝鮮に出撃しちゃうんじゃ…。
 というわけで皆さん、今年はひょっとして、話題のB-1Bの実物を見られるかもしれません。

2017年3月9日木曜日

【オキナワ短信写真館】

安部地区の海岸では事故発生から1週間ほど米海兵隊による残骸の回収作業が行われていた。事故機はこの海岸線に沿って飛行し、写真右手方向のキャンプ・シュワブを目指していた。

現在の辺野古沖では、普天間基地移設へ向けた工事が再開され、ボーリング調査船や海中にブロックを設置する作業船などが活発に活動している。

那覇基地には日頃から種々の機体が飛来するが、最近は電波情報収集機の姿をよく見かける。この機体の存在からは中国軍の活発な活動が想像できる。

事故現場で収集したオスプレイの破片。水中にはまだ回収から漏れた少数の破片があるようだが、いずれ潮に流されるだろう。
激しい揉み合いのあったヘリパッド工事車両搬入用のゲート。いまは祭が終わった後のように静けさを取り戻した。

北部訓練の一部を返還する式典当日のキャンプ・ゴンザルベス。在沖メディアの取材もあって、基地反対活動家グループがゲート前に集う。

安波地区(他社報道では「高江」と呼ばれている)にある違法テント前には不思議な旗が集う。これもそうした作品のひとつで、沖縄は植民地となった歴史がないことから恐らく台湾のことを指すと思われる。
「決して短気をおこしたり、相手の悪口は言わないこと」と書かれた先から「人殺しは出ていけ!」と叫ぶのは如何なものかと思う

これも安波地区の違法テント村で見つけた横断幕。あけすけに裏が覗けるのであえてコメントはしない。
荒らされるヤンバルの森

大勢の基地反対活動家グループが踏み荒らすので、違法テント村の近くの森は荒れてしまっている。昨年の暮にはここに大量のブルーシートが張られ、即席のテント村が出来ていた。
今までの最高傑作。左下にはハングルで「反対」と書いてある。

ゲートを出入りする米軍車両に向けてヘイトスピーチを行う基地反対活動家グループ。ちゃんとした効果を狙うなら、基地前ではなく米総領事館の前で行うべきだろう。米軍兵士から見れば「ナンノコッチャ」という話である。
基地反対活動家グループはなかなかの運営手腕があり、こうした統制も図られている。問題はそれが下まで浸透しているかどうかだ。

一昨年、昨年は基地反対活動家グループがフロートバリアをボートで乗り越える事件が頻発したため、今年からは乗り越え阻止のために柵が設けられた。これに対して基地反対活動家グループは「危ないじゃないか!」と抗議しているという。

おまけ

2017年1月13日金曜日

【F-35Bが日本に配備】

 今、最新鋭ステルス戦闘攻撃機F-35Bがアメリカ海兵隊岩国基地配備のため、アメリカ本土から日本に向かっています。

 小誌でもこのF-35B岩国配備を取り上げていく予定です。御期待ください。

2013年2月1日金曜日

【エリック・シンセキ大将】

昨年の12月17日、米国政界の重鎮ダニエル・イノウエ上院議員が死去された。追悼式典においては連邦議会議事堂の中央大広間に棺が安置されたが、これは大統領に准ずる待遇で極めて異例なことだという。オバマ大統領が「アメリカは真の英雄を失った」と最上級の追悼の辞を送ったことでも話題となった。

イノウエ氏はハワイ生まれの日系二世で、第二次大戦ではかの有名な442連隊戦闘団に入隊し、欧州戦線において英雄的戦果を挙げ名誉勲章を受章、日系人社会は勿論、米国民全体にその名を馳せた人物だ。

戦後は日系人初の上院議員として当選、以後ウォーターゲート事件やイラン・コントラ事件の上院特別調査委員長として活躍するなど半世紀に亘り職責を全うし、上院仮議長に就任していた。
と、この様な内容は昨年末かなり詳しく報道されたので、日本人でも多くの人が記憶に新しいところであろう。しかし日系米国人の英雄と言えば、もう一人絶対に忘れてはならない人物がいる。それはエリック・シンセキ陸軍大将だ。

シンセキ大将もハワイ生まれで日系三世。ウェストポイント卒業後砲兵少尉に任官し、第25歩兵師団第9砲兵連隊に配属されベトナム戦争に従軍、負傷しパープルハート勲章を受章、大尉で機甲科に転科、第9歩兵師団第5騎兵連隊第3大隊A中隊長で再度の戦傷を負った。

戦後はウェストポイント士官学校教官を経て、第3機甲騎兵連隊副官、ドイツ駐留の最精鋭部隊である第3歩兵師団第7騎兵連隊第3大隊長、第3師団G-3、国防大学を卒業して第3師団第2旅団長、ドイツ駐留第7軍団G‐3、NATO地上軍南欧補給部長、第3歩兵師団副師団長と主としてドイツで活躍した。

その後、栄誉ある第1騎兵師団長に就任、陸軍参謀本部G-3陸軍参謀副長補、同参謀副長、在欧米陸軍司令官兼NATO中欧地上軍司令官兼SFOR司令官としてボスニア平定に手腕を発揮。陸軍参謀次長を経て第34代陸軍参謀総長(99年~03年)に就任した。米陸軍大将は勿論、米陸軍トップである陸軍参謀総長への就任は、日系米国人としてもアジア系米国人として初めての快挙である。

シンセキ大将の名を高めたのは、42年に「敵性外国人」の子として生まれながら軍のトップにまで登り詰めたという立志伝にのみあるのではない。SFOR司令官としての実績もさりながら、そこでの教訓を生かした参謀総長時代の諸改革、即ち米国陸軍史上最大規模のトランスフォーメーションの実現や、ストライカー旅団構想の実現は特筆すべき業績であるし、更にはラムズフェルド国防長官、ウォルフォウィツ国防副長官らのネオコン流長袖兵法論者が、イラク進攻を楽天的に考えていたのに対して、数十万の兵力が必要と勇気をもって諫言し、却って憎まれて陸軍を追われてからも一言の不満も漏らさず、結果的に自説の正しさが証明されてからも些かも誇ることのない、清廉潔白な武人としての生き様にこそ真価がある。

まさに現代のサムライと呼ぶべき人物で、この様な人物と祖先を共有していることを、すべての日本人は誇りに思っても良いだろう。なおシンセキ大将の評伝については、軍事研究2007年7月号に永井忠弘氏による詳しい記事があるので、関心を持たれた方は是非参照して頂きたい。