2016年2月23日付『讀賣新聞』によると、陸上自衛隊は現行の缶詰とレトルトパックの二種類で構成している戦闘糧食を、レトルトパックのみとすることに決めたという。
軽量なので機動力向上の一助となること、そしてレトルトパックの方がビタミン含有量が多いというのが、理由とのこと。
保存期間がレトルトパックの2倍(3年)の缶詰戦闘糧食にも、保存食としての役目はあると思うんだけれど。 あのOD色の“カンメシ”がなくなると思うと、感慨深いものがありますね。
ちなみに職場のF女史は赤飯や福神漬の缶詰を父親のお土産で食べた思い出があるそう。「子供の頃、あの銀色の缶詰がぴかぴかしてかっこいいと思った」
缶がぴかぴかの頃…大昔ですね。なお、とくに好きだったのは乾パンに付属していた「オレンジスプレッド(オレンジ果汁0%!)」とのことです。
かつて『戦闘糧食の三ツ星をさがせ!』(潮書房光人社)を誌したこともある小誌編集部オオクボなんかは、遠い目をしちゃってます…。
ちなみに彼によると、記事末尾にあるビタミン強化戦闘糧食の開発には「大賛成!」だそうである。
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