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2017年11月6日月曜日

【後進国に転落しつつある日本】

 アメリカ人やカナダ人の友人たちが、だいたい1年に1回は日本旅行をして我が家にも滞在しているのだが、この10年くらい気になっていたことがある。
 それは、その外国の友人たちの暮らしぶりが見る見る裕福になっているということだ。はじめは彼ら(彼女ら)がビジネスで成功したか出世したかと思っていたが、そうではないらしい。ただ単に、彼ら(彼女ら)の収入が何倍にも跳ね上がっているらしいのだ。

 怪しいと思って調べてみると、実に呆気ないことであった。日本のGDPは高度経済成長期に何倍にもなったが、その後の80年から95年の15年間でも約二倍にまで成長している。
 しかし、その後の95年から現在までの約20年間はまったく成長していない。だが、日本以外の先進国はこの間にも3~4倍に成長しており、中国等BRICSに至っては数十倍に成長しているのである。

 要するに、この20年間、単に日本だけが経済成長から取り残されているのであった。GDPは国内総生産だが、生産と支出と所得が同じであるのは今更言うまでもない。
 即ち、この20年間、日本人の所得だけが横這いで、諸外国の所得が何倍増もしているのだから、彼らが数倍~数十倍も裕福になっているのも当然な話なのである。

 このまま行けば、日本はまともな防衛費すら捻出できない後進国に転落し、中国の属領となるのを甘んじて受け入れざるを得なくなるだろう。

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