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2017年11月15日水曜日

【夫婦別姓にしてはいけない理由】

 サイボウズという会社の青野社長という人が、夫婦別姓ができないのは「法の下の平等」を定めた憲法に違反するとして国を提訴するのだそうだ。もちろん人権は最大限尊重されるべきものである。ただし「公共の福祉に反しない限り」という条件付きなのは言うまでもない。

 実は「夫婦別姓」になれば、必然的に「家族別姓」になってしまうことの方が問題なのである。一つの家族を一つのファミリーネームで呼ぶこと(それで家族の連帯感が生まれ、引いては共同体の維持強化にも資する)は、まさに公共の福祉に適っているのではないだろうか。
 
 そもそも支那人と朝鮮人以外の民族は、同一家族は同一姓を名乗るという習俗を保ってきており、現在でもほぼ全ての文明国が原則夫婦同姓(家族同姓)を維持しているのだ。別姓ならば「アダムス・ファミリー」や「シンプソンズ」、はたまた「ローズ家の戦争」というタイトルも成立しなくなってしまうではないか。

 マスメディアでは、夫婦同姓なのは日本ぐらいのもので、諸外国の大半が別姓容認であるという説が流布されているが、真っ赤な嘘であり、所謂「選択的別姓」を基本としている国はスウェーデンだけであるという事実を知るべきであろう(疑問をお持ちの方々は各自調べてみましょう☞http://www.seisaku-center.net/node/266)。
 
 仕事に支障があるというならば、職場での現姓・旧姓の併記容認で事足りるのではないか。家族別姓になれば、家族という概念そのものが希薄になるということも重要だが、より実質的には、将来発生するかもしれない大災害や有事(や存立危機事態、重要影響事態…)等に際して名簿等を作る際にも、家族がバラバラの場所に記載されかねないという不便にも思いを巡らせて欲しいものである。

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