昨2018年12月20日に日本の排他的経済水域EEZ内で起きた、韓国海軍駆逐艦によるP-1哨戒機に対する火器管制レーダー照射事件。
2013年1月には、中国海軍のフリゲートが南シナ海で海上自衛隊のヘリや護衛艦に射撃管制レーダーを照射する事件が起きている。
『軍事研究』2013年5月号では
多田智彦氏の
中国海軍射撃管制レーダー照射事件 中国水上戦闘艦の最新搭載武器を徹底解明!
井上孝司氏の
『射撃管制レーダー』とはなにか!? 中国軍艦、日本艦に「レーダー照射」
で、“中国海軍艦艇の搭載武器”そして“捜索レーダーと射撃管制の違い”を解説してます。
実は続く6月号でも、井上孝司氏の「中国を黙らせた海自の電子戦能力」でこの事件を取り上げていて、これがまた興味深い記事なんですが、残念ながら売り切れ。
これらの記事を改めて読み返すと、当時の中国側の対応は
「照射していない」~「射撃管制レーダーを捜索に使った」~「知らない、調査中」~「射撃管制レーダは使っていない」と二転三転の強弁が続くも、日本が「データを証拠として開示する用意がある」で沈黙、と今回の韓国の対応に似ている。
でも科学的データと論理を突き付けられて沈黙(非を認めた)するあたり、韓国よりは“まとも”と言えるでしょう。