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ロシア帝国領ヴィリナ(現リトアニア)から母とともにフランスへ移民。やがて訪れた第二次世界大戦という激動の時代を、互いの存在だけを頼りに生きた母と息子の物語がいよいよ劇場公開される。
母親を演じるのは、シャルロット・ゲンズブール。暑苦しいほどの“肝っ玉かあさん”を芯の通った演技力で熱演。
息子のロマン・ガリを演じるのは俊英ピエール・ニエ。
ちなみにロマン・ガリは双発爆撃機Leo451に乗り込んで従軍しており、その激しい爆撃行もバッチリ描かれている。
ドイツの20㎜四連装機関砲との対決シーンは、短いながら印象的だ。
1月31日(金)より、新宿ピカデリーほか全国公開
原題『La promesse de l'aube』
松竹配給カラー/131分
脚本・監督:エリック・バルビエ
出演:ピエール・ニエ、シャルロット・ゲンズブール、他
2017年、ブランス・ベルギー合作
R-15+