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別冊在庫、数点復活しました(2023/7/5更新)

下記の別冊につきまして、数部の在庫が復活しました。 書店注文、直接販売にて承ります。 ご注文前に在庫の有無をお問い合わせください。 最新状況はこちら  http://gunken.jp/blog/archives/gunken_bettsatu.php また、BASE店舗の利用を...

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2015年11月26日木曜日

【ちょっとひと息】

自衛隊といえば、体育会系のイメージだが、こんな文化系のクラブ活動もある。

写真は防衛省の厚生棟の一角で行われた筝曲演奏会の様子。
雅な調べに普段とは違う雰囲気につつまれる玄関口でありました。


クラブ活動の発表とはいえ、今回は曲のラインナップが家族連れにぴったりだったので(写真をご覧ください)、自衛隊のイベントなどで披露する機会もあったら面白そうです。

2015年11月25日水曜日

【北朝鮮、再びSLBM発射か?】

北朝鮮が日本海において再びSLBMを発射するようだが、今年の8月号に、5月の発射についての野木恵一氏の論評が載っているので、興味のある方はぜひご覧ください。

発射映像は捏造か本物か!? 潜水艦発射弾道ミサイル「北極星1号」の正体
金正恩が手にした新たな『玩具』
軍事研究2015年8月号

2015年11月20日金曜日

【映画紹介 『レストレポ前哨基地』】

(c)GOLDCREST FILMS, OUTPOST FILMS.

レストレポ前哨基地 PART.1

RESTREPO:one platoon, one valley, one year

配給:アップリンク
カラー:93分
監督:ティム・ヘザリントン セバスチャン・ユンガー
2010年/アメリカ映画

レストレポ前哨基地 PART.2

KORENGAL:this is what war feels like

配給:アップリンク
カラー:84分
監督:セバスチャン・ユンガー
2014年/アメリカ映画

 アフガニスタン東部の激戦地、コレンガル渓谷の前哨陣地に配属された小隊(アメリカ陸軍第173空挺旅団第503歩兵連隊隷下)に約1年間従軍した、驚異のドキュメントが公開される。
(『PART.1』公開後の2011年にティム・ヘザリントンがリビア内戦取材中に落命したため、『PART.2』はセバスチャン・ユンガーが完成させた)

 標高3000m級の山岳地帯の前哨地帯に派遣された兵士達の生態や戦闘・戦術を、冷静な目線~つまり取材対象との絶妙な距離感で~捉えた迫真のドミュメンタリーとなっている。派遣を終えた兵士達へのインタビューも、一見の価値アリ。

 こうした現実の一部を見ると、昨今の安保法制騒動などは“観念的・非現実的な内輪のゲーム”だという感を強くする。

 11月28日(土曜日)より、東京の渋谷アップリンク、12月19日(土曜日)より、大阪の十三シアターセブンほか全国順次公開!

 また12月2日にはDVDも発売予定だ(各3800円〈税込〉)。

2015年11月18日水曜日

【映画紹介 『グリーン・インフェルノ』】

(c)2013 Worldview Entertainment Capital LLC & Dragonfly EntertainmentInc.

グリーン・インフェルノ

THE GREEN INFERNO

配給:ポニーキャニオン
カラー:101分
監督:イーライ・ロス
出演:ロレンツァ・イッツォ、アリエル・レビ、アーロン・バーンズ、他
2013年/アメリカ・チリ合作(R-18+)

――ジャスティン(ロレンツァ・イッツォ)は過激な環境保護活動をしている大学生のグループに参加、アマゾンの森林伐採の不正を暴くために現地に向かう。地下資源のためにペルーにあるジャングルが破壊され、住んでいるヤハ族が危機に瀕しているというのだ。
 スマホとネットを使い、伐採の実態と自分達の活動のアピールに成功した彼ら彼女らだったが、軽飛行機が故障しジャングルのド真ん中に墜落してしまう。そこは件のヤハ族のテリトリーで、しかもヤハ族は食人族だったのだ! 捕らえられた学生グループは一人、また一人と喰われていく――

 かつて“暗黒世界モノ”とでも言える、いかがわしさ漂う映画ジャンルがあった。廃れて久しいそんな食人族映画を、才人イーライ・ロス(『イングロリアス・バスターズ』で楽しそうにドイツ兵の頭をバットでカチ割ってた人)が21世紀に復活させた。

 目に染みいるような緑が美しいジャングルで繰り広げられる食人儀式は凄惨ながらどこか牧歌的で、残酷さサディズムさは感じられない。そう、ヤハ族にとって食人は文化なのだ。

 一方、学生グループの独善的なロジック、とくに現実(ヤハ族の食人習慣)に直面してからのリーダー(アリエル・レビ)のゲスい行動は醜悪そのもので、監督の目線はネットやソーシャルメディアに蔓延る傲慢さや偽善に向けられているとも言えよう。まったく「反戦」だの「人権」だの「環境」だので活動している方々の実態ときたら……。とまぁこのように、単なるスプラッタではない、世相を切り取った意欲作でもあるのだ。

 それにしても。“獲物”の解体では、まず臓物の処理をすべきじゃないんでしょうか、ヤハ族の皆さん?

 11月28日(土曜日)より、新宿武蔵野館ほか全国公開!

(c)2013 Worldview Entertainment Capital LLC & Dragonfly EntertainmentInc.
(c)2013 Worldview Entertainment Capital LLC & Dragonfly EntertainmentInc.