日本航空宇宙工業会(SJAC)と東京ビッグサイト共催の「国際航空宇宙展2018東京(JA2018)」が11月28日から30日まで東京ビッグサイト東新展示場の第7・第8ホールで開催され、500以上の国内外企業・団体等が出展。もちろん弊社からも担当者が3日間、会場に足を運び、情報収集を行なった。
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防衛装備庁のブースに展示された、将来戦闘機用エンジンの研究試作において実際に使われた地上試験用の供試体。 |
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ロッキード・マーチン社のブースに置かれたF-35戦闘機の模型。奥は航空自衛隊も採用するA型で、手前はSTOVL型のB型。B型については、わが国でも今後導入する計画があると報じられている |
2016年以来の開催となったJA2018は、年末に防衛大綱の見直しと次期中期防衛力整備計画の策定を控えているためか、防衛分野に関しては外国企業の展示が目立つ一方で、国内企業の展示は控えめなように見受けられた。また講演でも、日本の航空機産業が期待を寄せるF-2後継機(将来戦闘機)の開発に関する、踏み込んだ発言が聞かれなかったのは残念だった。
なお、本誌でも機会を捉えて、将来戦闘機をめぐる状況を取り上げていきます。
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SUBARUのブースに展示された民間向け最新型ヘリコプター「SUBARU BELL 412EPX」の大型模型。同社では、412EPXをベースに陸上自衛隊向け新多用途ヘリコプター(UH-X)の開発も進めている。 |
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