『軍事研究』2020年4月号の50ページの記述に、編集ミスによる文章の抜けがありました。誠に申し訳ございません。
筆者の松村昌廣氏および読者の皆様に深くお詫び申し上げます。
50ページの1段目と2段目にかけての記述は、正しくは以下の通りです。
「既に保有するC4ISR(指揮、統制、通信、コンピューター、情報、監視、偵察)能力も強化せねばならない。確かにNCWの是非には多分に議論の余地はあるが、空自は既に極めて高いNCW能力を特性とするF-35を147機購入する方針を決定していることから、NCW論理の貫徹はこの決定に内在する当然の帰結である(したがって、NCWに疑義を呈するのなら、F-35の大量調達を取り消す必要がある)。
その上で、F-X選定は①防空任務に適した低価格の軽戦闘機/戦闘攻撃機、②高度のデータリンク能力と高いミサイル搭載能力の保有、この二つの条件を満たせばよい。換言すれば、NCWによって、高価格・高性能のF-35と組み合わせれば、最も費用対効果の高い低価格の軽戦闘機/戦闘攻撃機を選定すればよいこととなる。」
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