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2024年7月12日金曜日

【いろいろ濃い! 中国映画『ボーン・トゥ・フライ』】

『ボーン・トゥ・フライ』劇場販売パンフレット

 “チャイニーズ・ステルス”J-20がド~ンと入ったポスターに惹かれて映画館に足を運んだ『ボーン・トゥ・フライ』。

 中国国産次世代戦闘機のエンジン開発に挑むテストパイロットたち!という『ライトスタッフ』(1983年)とOAV『マクロスプラス』(1994~95年)を混ぜたようなストーリーで、J-20は一瞬しか登場しませんでした。

 CGで描かれる空中シーンは派手だけど迫力に欠けるのは残念。でも中国政権の世界観がよく分かるという意味で興味深い作品。「中国の原子爆弾の意義はなんだ? 我々が作ったことだ」など、オッペンハイマーも裸足で逃げ出すような熱いセリフが盛り盛りです。

 次世代戦闘機については弊誌別冊『第六世代戦闘機とは何者か』、中国製エンジンについては並木書房さんの『中国の航空エンジン開発史〈榊純一著〉』を是非!

並木書房ウェブサイト

“大映ドラマ”みたいなノリが微笑ましい作品でした。でも物語の舞台となる空軍試験場があるのがどうもウィグルらしく、漢民族に併呑され消滅しつつあるウィグル文化を思うと陰欝な気分にもなりました。





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