先日、『機龍警察 自爆条項』というハードカバーのポリティカル・アクション小説(早川書房)を読んだ。
近接戦闘兵器体系「機甲兵装」の新型機を装備する警視庁特捜部の死闘を描いた“至近未来”警察小説の第二弾なんだが、これが面白かった。
“敵”は北アイルランドのテロ組織。北アイルランドを絡めたアクション小説が面白くないハズがない。正確に言うと、巧い作家が書いた北アイルランドを絡めたアクション小説は面白い――。
でも困ったことに、編集子は『装甲騎兵ボトムズ』世代なので、機甲兵装が動く場面では、どうしても頭のなかでATの“あの”効果音が鳴り響いてしまうのだった…。
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