小誌7月号でも紹介した現在公開中の映画『ハクソー・リッジ』は、沖縄戦における前田高地(ハクソー・リッジ=鋸崖)を舞台とした人物像ドラマの力作である。
でも宣伝ポスターや新聞公告の「世界一の臆病者が、英雄になった理由とは--」というネームを見て仰天!
いやいやいやいやいやいや! 主人公のデズモンド・ドスは“臆病者”じゃないから!!
最後まで自分の信念(宗教)を貫き、そのうえで自分の職責をも果たす、勇気と根性の人なのだ(それはもう、ちょっと危ういぐらいに)。
この公告を作った人間は映画をまったく理解してない。メル・ギブソンに知れたら首を絞められるよ?
追記:6月30日あたりの新聞公告からは、このネームがなくなっているようだ。
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