小学館の『コロコロコミック』掲載のマンガがチンギス・ハーンを“小学生ギャク”のネタにした件。
決定的にオカシイのは、駐日モンゴル大使館が日本の外務省に抗議し、それを外務省が小学館に伝えたということ。
これはまったくの筋違いというか“民主主義的でない”。
日本の外務省は、「これは表現の自由の問題であり、外交ルートに乗せるのは筋が違いますよ」と断るべきではないか。
2002年の脱北者領事館駆け込み事件もそうだが、日本の外務省は民主主義とか外交の原理原則を知らないのではないか?
もし、トランプ大統領が「自分を揶揄する日本のマンガはけしからん」とかツイートしたら、それをいちいち出版社に伝えるのか!? 習近平国家主席が日本のマンガを批判したら? プーチン大統領が日本のマンガを抗議したら?
情けないのは小学館も同様で、デマゴーグを正論ぶって語った「『美味しんぼ』問題」の時は「マンガという表現」で逃げた根性(?)はどこへやら、外務省に言われると発売中止にしてしまうという体たらくで、事大主義にも程がある。
ちなみに、チンギス・ハーンは映画監督ジョン・ミリアスもお好みの英雄で、『若き勇者たち(RED DAWN)』の冒頭でも紹介してましたね…。
0 件のコメント:
コメントを投稿