産経新聞によると、日本政府が沖縄・尖閣諸島周辺の離島の名称を内定したことに対し、中国外務省が日本に抗議したことを明らかにしたという。つまり、それらの島は中国の領土であり日本が名付けるとはケシカラン、ということだ。
相変わらずのトンデモ発言ではあるが、外にむかって“抜け抜けと”発信し続けるのも外交のルールのひとつ、ということを日本人もそろそろ学んでもいいのではないだろうか。
さて『軍事研究』2010年8月号の特集は「中国の外洋艦隊!活発化する外洋作戦の狙い」(在庫あり)。
そのなかでも、相手国が強い時は引き、一方で相手国の海軍力低下や政治的混乱の隙を逃さず西沙や南沙の島を手中にしてきた中国の“海の遊撃戦”とも言える海洋進出の経緯をまとめた論文「中国の強引な海洋進出」は、やはり参考になるのでは。
すっかり舐められています。ガス田の件でも、合意したはずの共同開発も無視して試掘を続けていますね。台湾までも命名に抗議しています(ま、これは大陸向けでしょうが…)。
返信削除日本が外交のコアに軍事力を位置づけていなからでしょう。多分。是を敷衍するとやはり核武装は避けられない選択だと思いますが、如何でしょう。