日本人の春の楽しみと言えば花見である。私たちも毎年桜の季節になると、会社の皆と一緒に新宿御苑でお弁当を食べるのが、言わば恒例行事の一つとなっている。なぜ新宿御苑かと言うと、会社に比較的近いこと、そして何より場所取りや酒の持込みが禁じられているため、満開の時期といえども平日の昼下がりともなれば多少は隙いているからだ。
ところが今年は違った。入口前の広場はチケットを買う人の列で溢れ、その列に並ぶための列が公園側の道へ延々と続いている有様。最後尾を探して公園側の道を行けども辿り着くことが出来ず、結局諦めざるを得なかった。
混雑の理由は明らかで、引っ切り無しに到着する観光バスから降りて来る外国人観光客(ほどんどが中国人と思われる)の圧倒的な大群衆のせいである。インバウンド経済効果を考えれば有り難いことなのだろうが、業者も観光地のキャパシティーを考慮して調整して貰いたいものだ。外国人観光客のお陰で日本人が桜を見られないというのは納得が行かないと思うのは私だけではない筈だ。
話は変わるが、航空自衛隊の今年度のスクランブル数が史上最高となった。しかも大半は中国軍機だという。侵略も観光も同時に大盛況というのは、いったいどう言う了見なのだろうか。
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