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2017年10月6日金曜日

【新刊紹介『パンツァー・オペラツィオーネン』】

『パンツァー・オペラツィオーネン』
第3装甲集団司令官「バルバロッサ」作戦回顧録

ヘルマン・ホート著/大木毅編・訳・解説
作品社刊
三六〇〇円+税

 第二次世界大戦、とくに東部戦線で装甲部隊司令官などを務め、兵士から「ホート親父」の愛称で親しまれたヘルマン・ホート上級大将(最終階級)の名は、戦史好きなら聞いたことがあるはずだ。

 マンシュタインやグデーリアンに比べ、これまで紹介される機会の少なかったホートの回顧録が戦後の小論文をも合わせて出版された(オリジナル図版全収録!)。
 独ソ戦の全貌を知るうえでも極めて貴重な第一級の歴史の証言といえよう。すでに進攻2日目にはソ連の貧弱な“道路”のために大混乱に陥っていたとの告白には唖然とするしかない。

 また戦略と戦術の狭間での指揮官の役割などなど、実戦下の軍隊という巨大組織を考えるうえでの、貴重な知見を与えてくれる。

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